インナーチャイルドカード大アルカナの0番は「赤ずきん」ちゃん。
赤ずきんちゃんの象徴は、小さい頃の無邪気さや好奇心。
では早速、カードの意味とこのカードが出てきた時のメッセージをチェックしていきましょう。
Contents
0. 赤ずきん(Litle Red Cap)の意味
赤ずきんちゃんのおとぎ話は、子供の無邪気さ、好奇心、旅のはじまりによる興奮、そして個性が形成される最初のステージが表現されたストーリーです。
ただ、大人になって改めてあらすじに目を通すと、ちょっと怖いです(笑)。
赤ずきんのカードがリーディングに現れるとき
赤ずきんちゃんのカードがリーディングに現れるときは、既に冒険のための準備ができているときです。
つまり、次へ進むときですよ、というメッセージであると同時に、なくれた意味として、何かが終わったことを表すカードでもあります。
未知なる広大な視界がひらけていることを暗示しているカードです。
自分自身や、世間や他人が決めた基準と限界を超えていきましょう。
そうはいっても、一時期は、暗闇の中で自分を見失うことがあるかもしれません。
それでも、静かに自分の内側にはいって生まれ変われるチャンスです。
慎重になりすぎるのではなく、チャンスゲームに参加するくらいの気軽さとノリの良さで行動する機会だと捉えてください。
そうすることで、 再生の道を通り抜け、あなたの特質と、直感が出現します。
あなたが見聞きするすべてのものを含め、まわりにある全てが今までと違ったものとして「こういうことだったのか」と違った次元で飛び込んでくる人生の驚きを愉しむことができるでしょう。
キーワード
- 始まり
- チャンス
- 冒険への準備
- 潜在力
- 可能性に富む純粋さ
通常のタロットカード
●愚者(The Feel)
0番の赤ずきんちゃんのカードは、通常のタロッカードでは愚者(The Feel)。
面白いのは、ライダーウエイト版とマルセイユ版とでは、愚者が進もうとしている方向が違っていることなんですよね。
また、足元の犬の感じもちょっと違っています。
ライダーウエイト板の絵柄
マルセイユタロット版
こちらは、新しい世界へ進もうとするあなたを、引き止める人がいると見ていくことができます。
それは身近な家族や友人の場合が多いです。
赤ずきんちゃん(グリムの童話)のあらすじ
赤ずきんちゃんのあらすじは時代によって少しずつ違ったストーリーに塗り替えられているようでグリム童話と現代では随分違っているようです。
ここで紹介しているのは、グリム童話のあらすじです。
- 赤ずきんちゃんと呼ばれる女の子がいた。彼女はお使いを頼まれて森の向こうのおばあさんの家へと向かうのですが、その途中で一匹の狼に遭遇し、だまされて道草をしてしまいます。
- 赤ずきんちゃんが道草を指定ある間に、狼は先回りをしておばあさんの家へ行き、家にいたおばあさんを食べてしまいます。そして狼はおばあさんに化けて、赤ずきんちゃんがやってくるのを待ちました。
- 赤ずきんちゃんがおばあさんの家に到着すると、おばあさんに化けていた狼に赤ずきんちゃんは食べられてしまいます。
- 満腹になった狼が寝入っていたところに、通りがかりの漁師は、狼がおばあちゃんと赤ずきんちゃんを食べ事に気づき、狼のお腹の中から二人を助け出します。
- 赤ずきんちゃんは言いつけを守らなかった自分を悔い、反省していい子になる。
というストーリーなのですが、子供の頃にはよくわからなかったストーリーが、大人になって読むと本当に怖いです(笑)。
ただ、あらすじは怖くてもこの赤ずきんちゃんのカードはちっとも怖くないのでご安心を!
まとめ
ここでは、インナーチャイルドカード大アルカナの『0番・赤ずきんちゃん』について解説しています。
赤ずきんちゃんのカードが出た時は、新しいことにチャレンジする準備ができているということ。
構えすぎずに、気軽な1歩を踏み出していきましょう。
今までと違う自分に出会えるャンスです!
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