
インナーチャイルドカード大アルカナの8番は「美女と野獣」。
美女は、商人の家に生まれた謙虚な末娘で、野獣は、豪邸に住む主。
昔、その豪邸を訪れた醜い(みにくい)魔女に酷い仕打ちをしたために、野獣に姿を変えられていたのでした。
そんな野獣が元の姿にもどるためには、野獣の真の美しい姿が、誰誰かに見えたときだけです。
誰にも、野獣の真の美しい姿を見つけてもらうことができず、今にも死にそうになっていたギリギリで、美女(末娘)が野獣を愛していたことに気づき、それによって野獣はもとの美しい王様の姿に戻ったというストーリーです。
ここでは、インナーチャイルドカードの8番「美女と野獣」について解説しています。
Contents
8.美女と野獣(Beauty and the Beast )の意味
美女と野獣のメインキーワードは、「人生に奇跡をもたらす愛の贈り物」。
心の目で真実を見ようとしなければ、真実を見ることはできませんよ、というメッセージを伝えるカードです。
このカードがリーディングに現れるとき
この「美女と野獣」がリーディングに現れる時、誰か重要な人が現れるとか、すでに現れている場合が多いです。
- 男性にとっては、美しい恋人や未来の妻
- 女性にとっては、ぶっきらぼうで見た目は好みではないけど気遣ってくれる野菜い恋人
または、これから、権力や地位を築くに値する重大な交渉事などが舞い込んで来るのか、すでにきていて、話を進めている最中かもしれませんし、地位や権力に憧れている場合にもよく出るカードです。
どちらにしても、見た目や提示される条件の奥にある、本当の意図を心の目でしっかりと見極めましょうというメッセージです。
人にとっての獅子(ライオン)は驚異でしかありません。
それでも、同じように心を持って地球上で暮らす仲間です。
相手の見た目や、肩書といった表面に惑わされることなく、しっかりとあなたの心の声に耳を傾けましょう。
そして、新しいことにチャレンジするときには恐怖や驚異を感じないひとはいません。
その恐怖や驚異を超えていけるのは、自分自身を信じる力だけ、ということを教えてくれているカードでもあります。
キーワード
- 勇気
- 強さ
- 情熱
- 欲望
- 野性的
- 熱烈な恋愛
- 精神的統合
- 真実の愛
通常タロットカード
●Strength(力強さ)
インナーチャイルドカードに対応するタロットカードは、「力」。ライオンを手懐けて、ラクラクと口を開く絵柄が描かれています。
ただし、ライダーウエイト版とマルセイユ版では、カード番号(順番)が違っているのが面白いです。
ライダーウエイト版
※インナーチャイルドカードと同じ8番
恐怖を超えた先にあるものは、姿は違っても通じ合う何か。
脅威だと思っていた出来事も、自分を信じて心を持って対処すれば、自分を守ってくれる強い味方になってくれるという意味にもとれますね。
マルセイユ版
マルセイユタロットでは11番です。
このカードを見てイメージできること
この美女と野獣のインナーチャイルドカードを見て真っ先に思い浮かんだのがこの動画でした。
温かい気持ちと勇気がもらえます。
まとめ
ここでは、インナーチャイルドカードの8番「美女と野獣」について解説しています。
新しい出会いや新しい出来事の前触れとしてよく出てくるこの「美女と野獣」のカードは。心の目を開いて、真実を見なさいと言うメッセージです。
自分を信じることができれば、どんな困難も超えていけるし、自分にとっての本当の幸せを手にすることができますね。
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